自分はここにいていい人間なのか?
人生丸ごとキャリア化計画やまなかまりこです。
その女性は10代に大きな交通事故にあいました。
頭部にも損傷を受け、IQも大きく下がり、大学の卒業を危ぶまれたのだとか。
天才を言われて育った彼女にとってそれはアイデンティティを失う辛いことだったそうです。
そして、努力してほかの人よりも4年も多くかかってようやく卒業したのだとか。
そのあと大学院に通いながらも、
自分は偽物で、ここにいるべき人間ではない
と感じ続けたそうです。
それでも自分を見込んでくれた人に
「やるべきことをし続けなさい」と言われ、不安でも、自信がなくてもやり続けたそうです。
私はここにいていいのか?
大学で教えるようになったころ、授業中に一言も発しない生徒がいたそうです。
あるとき、その生徒がやって来て
「自分はここにいるべき人間ではないと思っている」と打ち明けたのだとか。
その瞬間、彼女は2つのことに気が付いたのだそう。
1つは
自分はもう「自分はここにいるべき人間ではない」と感じなくなっていたこと
2つめは
その女子学生もここにいるべき人間だということ。
彼女は、その女子生徒にこう言いました。
/
明日はできるフリをしなさい
教室にいって最高の発言をしなさい、と。
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そして、どうなったかというと、
その女学生は最高の発言をしてクラスの子たちを驚かせたそうです。
それから数カ月たって女学生と話した時
単にフリをしてやりおおせただけでなく
本物になったのが分かったそうです。
女学生は変わったのです。
新入社員で会社に入って何もわからず不安な時
転職してできる人に囲まれて気おくれしてしまう時
失敗したりうまく行かないことが続いた時
これでいいのかな?
ここにいていいのかな?と不安になることがあります。
さあ、腰に手を当ててポーズ
フリをしてやり過ごすのではなくフリを本物にする。
ああ、やれていると感じるまでやり続ける。
それが本当に自分のものになるまでやるのだそうです。
そんな風に話していた女性は
社会心理学者のエイミー・カディさん。
エイミーさんによると
自信のないときでも自信に溢れる「力のポーズ」を取ることで、自信の感覚を高め、成功できる見込みも変わるのだと言います。
その話を聞いて以来、よくドキドキする日の朝に、腰に手をあててワンダーウーマンポーズをとります。
フリをすることでいつの間にか本物になる。
嘘のような本当の話です。
自信は後からついてくる
自分も振り返ってみれば、自信満々でやったことなんて少ない。
いつもお腹を痛くしながら、震える膝で立ち続けてきた気がします。
→ちなみに大きく値上げした後、コースなど長期のサポートをするようになってからはあまりの緊張に最初の1年、毎日お腹を下していました。
時々、根拠のない自信を持っている人を見るといいなーと羨ましくなります。
私の場合は、自信はあとからついてくると思っている派です。
心配だからできるだけ準備もするし、
小心者であることは悪いことばかりではないですね。
自分の居場所がないと感じている人。
うまく自分から入っていけないと感じている人。
そういう人は、誰かに合わせるのではなくてただただ自分でいたらいいのかもしれない。
自分が信じていることをやり続けたら、それが居場所になり、キャリアになるように思います。
気おくれせずに自分を出していこう!
チャンスをつかむヒント
昔と違い、もう一つの仕事だけで一生終えるなんてことないはず。
さあ、自分が主役の人生めいっぱい楽しんでいこっ!
↓次の開講の予定は以下のページからどうぞ
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